消費者金融のお姉さん

消費者金融のお姉さんに出勤時に駅前でポケットティッシュを手渡され、「いってらっしゃいませ」と声を掛けられる。

そんな「いつもの事」が今日は無かった。

それだけで何かいつもと違う、寂しさのような、物足りなさのようなものを感じました。

ポケットティッシュが欲しかったのか、消費者金融のお姉さんに会いたかったのか、架空の妻に「いってらっしゃいませ」と言われる擬似新婚家庭ごっこが出来なくて残念だったのか、自分でもよくわかりません。

少なくとも一日の始まりに駅前で消費者金融の人からポケットティッシュを受け取る事が日常のサイクルとなっていたのは間違いありません。

そのサイクルがこの日は乱れた事で違和感を感じたのでしょう。

よくよく考えてみればいつもポケットティッシュを配っている消費者金融の人は女性なのに、たまに男性が配っていると心の中でがっかりしている自分が居ます。

同姓に笑顔でポケットティッシュを手渡されても全く嬉しくないのはまず間違いありません。

つまり、ティッシュを目的としている訳ではないのです。

月曜日や長期連休明けの朝に消費者金融のお姉さんに笑顔でティッシュを手渡されれば憂鬱な気分も晴れ、男はそれだけで一日が幸せになってしまうのです。

ささやかな癒しを求めている愚かな生き物である男。

間違いなく自分はその生き物です。

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| 2008年09月26日 19:11 |